片付け壱番屋

当社は新宿区をはじめ、東京都23区内を中心に不用品回収サービスを提供させて頂いております。

いささか唐突ではありますが、今日はこの"不用品回収"というサービス呼称について、最近考えていることを少し書いてみたいと思います。

サービスの提供側である私共が考えている程、この"不用品回収"という呼称、しいてはサービスそのものがどれだけ一般に浸透しているのか。常日頃より疑問に感じている事のひとつです。

例えば"ハウスクリーニング"という呼称について考えてみましょう。一般家庭向けの清掃サービス業を指す呼称として広く浸透しているといって差し支えないと思います。

翻って、"不用品回収"の場合はどうでしょうか。

例えば、引越しの間際で今すぐにでも処分したい家具がある（ベッド、クローゼットなど）。当然、時間に余裕があり手間を厭わなければ、自治体の粗大ゴミ受付センターへの連絡、という選択肢があります。

しかしながら「明日には部屋を空にしなければいけない、今日にでも不用品をすべて処分したい。」そんな時に一体どれだけの人が「じゃあ"不用品回収業者"に見積もりを出してもらおう」という選択肢に至るのでしょうか。業者の立場ではなく、個人の感覚から申し上げると、私は、この"不用品回収"という呼称・サービスが一般に広く浸透しているとは到底思えません。

さらに、残念なことに不用品回収業者にはどちらかといえば世間的にネガティブなイメージが未だにつきまとうことも否定できません。

不法投棄や法外な料金請求により業務停止処分を受けた違法業者がメディアでも取り沙汰されていたことは記憶に新しく、不用品回収に従事する業者からは未だに反社会的なイメージが払拭できていないのが現状だと思います。

「回収業者に見積もりを依頼して、過大な料金を請求されるかもしれない」

こうしたネガティブなイメージは、勿論、上記に挙げたような悪質な業者の行いに因ることは言うまでもありません。

一方で、行政（お上）も不用品回収業者のネガティブなイメージを流布しているのもまた事実です。この点に関しては一筋縄ではいかない微妙な問題もあり、ここでは多くは説明しません。

ここで申し上げたいことはただひとつ。
不用品回収サービスがより多くの人にとって身近なものになり、誰もが安心して気軽に依頼できるようになってほしい。

当社はまだまだ駆け出しの会社です。

それでも、当社に回収をご依頼頂いたお客様すべてに「不用品回収サービスを依頼してみてよかった、機会があればまた利用してみよう」ひとえにそう感じて頂けるよう、日々お客様の立場に立つことを忘れずにサービスの改善に努めています。

片付け壱番屋、新宿区不用品回収スタッフの今日の雑感でした。