片付け壱番屋

本日は新宿区は西新宿付近にお住まいのお客様のご依頼で冷蔵庫の回収に伺いました。需要が高い小型の2ドアタイプで年式も３年以内ということで、買取させて頂きました。

冷蔵庫の処分といえば、この仕事を始めて以来、星の数ほどの冷蔵庫の買取・回収に携わってきたこと思い出します。

思えば、私がこの不用品回収・リサイクルという業界に飛び込んだのも、冷蔵庫がひとつの縁でした。個人的な話になってしまうのですが、今を去ること3年前、私生活でバタバタとした引越し作業に追われていた最中です。前職（広告営業職）を辞める間際で色々トラブルを抱えていたこともあり、生活が（今以上に）荒れていた時期です。引越しの準備やゴミの処分もついつい先延ばしにしてしまい、退去の前日、台所に居座る冷蔵庫2台をはじめ、座卓やブラウン管テレビなども含め、残された不用品の処分に困り、途方にくれていました。

そんなとき、友人が経営していた近所のリサイクルショップに助けを求めたところ、その日のうちに軽トラで冷蔵庫２台を回収してくれました。さらに、その他の不用品もほぼ全てを引き受けてくれました。

冷蔵庫含め、古い家電はもちろん有料回収でしたが、買取扱いにしてもらえた家電もあり、ほぼプラスマイナスゼロで負担無く大量の不用品を処分してもらうことができました。

そのときに感じた開放感と安心感、また自分が客の立場として感じた感謝の気持ちは忘れることができません。そのときに頭に浮かんだ疑問があります。

「一体、自分は今まで人に素直に喜んでもらえる、感謝されるような仕事をしてきたことが一度でもあっただろうか。」

営業として数字を上げる為にその日その日を無我夢中でやり過ごしながら、辻褄を合わせることに奔走していた６年間でした。お客様のために、など周囲も含め口では言いつつもその実、あらゆる非合理が渦巻く戦場です。もちろん、今ではそういったビジネスの在り方を否定するつもりも肯定するつもりも毛頭ありません。

ただ、処分に困り果てていた冷蔵庫を電話１本で気軽に引き取りにきてくれたときに感じた素直な感謝の気持ちを自分が前職の中で感じたことがあるか、もしくは素直に感謝してもらえるような仕事をしてきたのか...と自問したときに大きな疑問符が頭をよぎりました。

引越しが終わり、私は完全に前職から足を洗いました。その翌月から、自ら冷蔵庫の回収に伺う日々が始まりました。今に至ります。

いささか個人的すぎる身の上話になってしまいました。
自分がお客の立場としてそのとき感じた感謝の気持ちを忘れることなく、
よりお客様に満足して頂けるようなサービスを実現するべく、仲間とともに日々精進する日々です。

ということで新宿区もしくは23区内で冷蔵庫の処分にお困りの方、片付け壱番屋までお気軽にご相談ください！

年式５年以内で状態良好の冷蔵庫は買取強化中です。

それではまた明日！